医師・採用

後期研修医を目指す方へ

当院の研修の魅力

当医局は院長以下30歳台〜40歳台の若手・中堅の医師で構成されており、お互いに協力して医療を行っています。特に出身大学や医局によって処遇の差はありません。病棟は203床と中規模ですが、それゆえに他の先生の担当患者様の状態も把握しやすく、互いに相談しやすい病床規模です。精神科の主要疾患である統合失調症、気分障害、認知症の急性期を数多く体験でき、年間300人以上の新規入院があります。精神保健指定医、各種専門医の取得に困ることはなく、ほぼ毎年指定医の申請・取得されています。入院においては他医療機関のスーパー救急病棟ほど短期の退院を目指すのではなく、入院中は薬物療法と心理社会的療法との統合医療を実践し、疾患の教育プログラムや他職種協業のミーティング、家族教室などにより地域生活再建のサポートを目指しています。薬剤師、看護師のほかコメディカルは若く熱意があり、定期的なスタッフミーティングでの意見交換で我々医師も医療人としての視野を広げることにつながります。長期入院の方には、当法人はいわゆる自宅退院のあいだの中間施設(社会復帰施設)を10年以上前より運営し、いわゆる社会的入院を地域生活につなげることを継続してきており、入院医療を通して精神障害者の地域処遇の全体像を実感することが出来ます。

今後さらに増加が見込まれる認知症に対しても10年以上前より病棟を開設し、現在では茨城県より認知症疾患医療センター事業を委託され運営しています。センターは地域の認知症医療の中核医療機関とみなされ、現在地域での認知症医療・介護のネットワーク作りを実践しています。研修医の先生方もこのような地域でのネットワーク作りに参画することが出来ます。

外部での教育に関しては、当院としてもより先進的な医療を実現するために医師の研鑽として、研究会・学会への参加や精神保健指定医、専門医、産業医などの資格取得を積極的にすすめています。

また、地域において関係機関との間で相談事業、産業保健活動、啓発活動への参加も行います。他の医療機関から依頼を受けてがん緩和医療の定期回診などに出かけることもあります。

当院は地域の総合病院から初期研修の研修協力病院になっており、ほぼ常時初期研修医とともに医療を実践しています。研修医の先生や病院の各部署・各職種などと毎月のように歓迎会や親睦会を行い、より協力しやすい関係を作っています。

また、医師の多くは近隣の水戸市やつくば市で生活し、特に水戸からは車で15分程度と近く、水戸、ひたちなか、つくばでは商業施設、教育育児施設なども多く生活にも困りません。必ず良い研修と実感できるものと考えています。

 

 

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