看護師・採用

看護婦の概要

他業種、患者様と手を携え、最善の支援を探し続けたい。

栗田病院の特色であるプライマリー・ナース制度とは?

1人の看護師が4名程の患者様を担当として受け持ち、入院から退院までをしっかり支援する制度です。単に機能のみを優先するだけの医療では、患者様とうまく関わり、深い心の結びつきを保てません。看護師と患者様が信頼関係を持つことで、患者様に「自ら動いて、症状に立ち向かおう」という気持ちになってもらうことが大切です。また、このプライマリー・ナース制度は、患者様のご家族が、安心して病院に任せられる側面もあります。そして担当する看護師は、患者様と一体感を持つことで強いやりがいを感じる。当然、責任も持つということになりますから大変さも伴いますが、その分、看護師としての大きな成長にも繋がっているんです。

次に、他業務種と連携してのプログラム実践について教えてください。

数年前、看護だけを一生懸命考えても、患者様への支援で把握できない壁にぶつかったことがありました。どうすればいいかを考える会議で「いろいろな立場の専門的知識を集め、その人にとってのベストな支援に結びつけたい」という意見があがり、実践することを決断。場面場面に対し、各職種ごと、あるいは病棟全体で「こういう動きが必要ではないだろうか?」と話し合い、支援の実践に活用します。また、患者様のニーズを汲み取り、形にしていくことも多いですね。栗田病院では、PSミーティングといって、病棟を3グループに分け、毎週1回話し合いをする時間があります。このミーティングには患者様本人も参加し、治療の進み具合の報告や今後の治療方針など、様々な話し合いを行ないます。患者様が治療に参加する意識を持てますので、自主的に症状と立ち向かう気持ちになれますし、何よりも関わる多業種の全員が連携を取って行動に臨めるため、目に見える形で実際の成果に結びついています。

様々な制度や取り組みは、どのように具現化していくのですか?

「こんな素晴らしい試みをしている病院がある」などの情報があれば、その医療機関を見学・研修させていただき、そこをベースに栗田病院内で建設的なアイデアを加味し、実践できる仕組みを構築していきます。医療を良くするため、同時に看護師がやりがいを持って働きやすい環境づくりに繋がる仕組み・制度を、積極的に取り入れる姿勢を常に持ち続ける意識が、栗田病院は高いということです。その積み重ねが「本当に患者様の求めるものは何か?必要なものは何か?」に繋がっています。患者様と私たち従事する側の両方が、意欲的に医療・支援と向き合えること。それがいちばん重要なことだと思いますね。

未来の仲間にメッセージをお願いします。

患者様のことを大好きで、一緒に歩み「その人らしい生き方をしてほしい」と真剣に願っている人が本当に多いです。患者様に満足してもらうことを最大のやりがいに感じてくれている方ばかりですね。栗田病院は、そういう1人ひとりの想いが集結し、本当の意味で、より深い視点で、患者様のためになる病院を目指しています。豊富な研修カリキュラムや、諸先輩の心強いバックアップもありますので、充実した看護師生活を送りたいという気持ちがある方は、ぜひ栗田病院にいらしてください。

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