優しさを持つ一人ひとりが、前向きに仕事へ取り組める理想の環境。

看護部の理念
  1. あらゆる方々の人権を尊重した関わりが出来る
  2. 精神科医療の専門性を理解し、あらゆる方々のこころに寄り添える
  3. 成長し続けられる組織
  4. チーム医療を大切にできる
看護部スローガン
プロとして大切にしたい看護の心
〜互いに思いやり 助け合って 共に成長しよう〜
看護部の理念に基づき、若手看護師にはどんなアドバイスを?

常に患者様のお話をしっかりと聞き、笑顔で元気に答えることを伝えています。私自身も意識して心がけていますし、みんなが実践してくれていますね。精神科だからというのではなく、どんな社会でも、笑顔で人と接することは大切な基本。患者様と接するにあたり、有朋会栗田病院では、画一的なマニュアルで動くのではなく、一人ひとりをきちんと見て状況を判断し、各々の方が「その人らしく」生活できるよう関わります。例えば、もし私が看護・介護される状態になった時、自分らしさを持って生きていけないとしたら、それは絶対に耐えられないこと。人の尊厳を大切にする看護・介護に努める理念は、今後ずっと変わらずに続けていく栗田病院看護部の姿勢そのものです。

看護部の理念をつくった経緯を教えてください。

認知症の患者様への看護経験を持つ人間たちが中心になって看護部の理念をつくりました。若いスタッフ、これから栗田病院で働こうとする方たちに、しっかりと伝えていきたいという想いを込めています。この理念が、みんなの間でしっかり浸透していることを、日々実感しますね。例えば、受け持ちの患者様の方に、当院の看護師は本当に親身になって、その人らしさを発揮できるよう看護しているんです。入院から退院、最初から最後までしっかりと患者様と関わろうとする意識を、みんなから感じます。そんな時「理念をしっかりと理解し、看護・介護に活かしてくれているんだ」と、非常に嬉しく思いますね。

看護部スローガンや方針についての説明をお願いします。

常に「看護のプロであること」を自覚して行動していこうという目標です。やはり私たちはプロ意識を持つことが何よりも大事。そうでなければ、患者様との最良な関わり方などできません。逆にきちんとプロ意識を持って勤めていれば、成長も驚くほど早いんです。現に入ったばかりの新人が3ヶ月から半年経つと、しっかりと成長している。それには、方針にある「働きやすい職場環境づくり」も大きく関係します。私たちがプロ意識を持つことで患者様が過ごしやすく治療にあたれるのと同じように、看護師仲間には気持ち良く働いてもらうことが重要。まだ小さいお子さんがいるスタッフであれば就労時間を調整するなど、その人の立場や状況に合わせた環境づくりを柔軟に行なっています。また、先輩から後輩へのアドバイスも風通し良く行なわれるように、職場の雰囲気がとても良好。ですから、患者様への理想的な対応へと還元されてもいます。余談になるかもしれませんが、栗田病院では年に1度、その人の誕生日に上層部と面談する機会があります。働く職員へのケアの時間なんですが、その時、誕生祝いの名目で寸志が渡されるんです。金額ではなく、その気遣いが本当に嬉しいですよね。

看護部の求める人材像とは?

元気で明るく優しいこと。繰り返しになりますが、笑顔で患者様の言葉を上手に聞ける人です。患者様はもちろん、仲間などの周囲の小さな変化にも気づき、配慮できる点は望みたいですね。そして、いつも前向きで向上心を持ち続けられる方。幸い、栗田病院では、誰もが積極的に学べる体制が整っています。院内での研修はもちろん充実していますし、院外での研修にも参加できる。それを活かすのは本人の姿勢次第。前向きに身につけることができれば、たとえ何かしらの事情があって辞めることになっても、いずれどこかの病院で勤めることになった時、すごく活躍できると思いますよ。看護部の人事担当を任せていただいている私としての目標は、これまで以上にみなさんがチームワークを強固にし、各病棟、ひいては栗田病院を盛り立てていくことです。そのためにも、この素晴らしい環境へ、多くの新しい仲間を募りたいですね。そして少しでも長く勤め続けてもらえたら、と思います。

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