医師・採用

診療・研究活動

各病棟・セクションでの治療について

外来部門

デイケア
(リワークデイケア)
うつ病で休職中の方を対象に小グループでの認知行動療法を中心にリハビリプログラムを実践しています。全国規模のリワーク研究会に属し、研究会の成果などをもとにより先進的な職場復帰プログラムを実践しており、県内精神科病院での取り組みはなく、全国的にも少数です。研修医としてもうつ病の心理療法として注目されている認知行動療法を習得することができます。
認知症疾患医療センター 茨城県より委託を受け当院で運営しています。今後増加する認知症に対して精神医療の関わりは需要と考えられます。センターには専従職員を配置し、その役割は地域の認知症医療の中核医療機関とみなされ、現在地域での認知症医療・介護のネットワーク作りを実践しています。研修医の先生方もこのような地域でのネットワーク作りに参画することが出来ます。

 

入院部門

精神科急性期治療病棟 多くの新規入院(月30名前後)を受け入れます。入院中は薬物療法と心理社会的療法との統合医療を実践し、疾患の教育プログラムや他職種協業のミーティング、家族教室などにより地域生活再建のサポートを目指しています。
精神療養病棟 新規入院が長期化(3ヶ月以上)した場合や再入院の場合にはこの病棟が入院受け入れ病棟となります。長期化する要因を検討して対応し、再度地域での生活を目指します。薬物療法よりさらに他職種協業の個別性のリハビリを重視し、退院を目指しています。特に1年以上の長期入院の方には当法人のもつ自立支援施設やケアホームなどへの一時的な入所を目指していきます。
認知症治療病棟 認知症でBPSDが強い場合に入院治療に当たります。年間約100名程度の新規入院があります。ここではうち服薬の調整やリハビリなどにより早期の退院を目指しています。退院にあたっては退院支援の精神保健福祉士が当法人のケアマネージャーと相談しつつ、家庭や他の施設入所などの支援をしていきます。

 

地域生活支援部門

地域生活支援部門 これまでは病院に長期入院している方の地域処遇という位置づけで多くの方が退院支援を行い当法人の施設を利用し地域で生活されています。ここ最近は急性期などの短期間の入院ののちに利用する方や地域で生活しつつ時々ショートスティを利用する方が増えてきています。多くは精神保健福祉士、作業療法士、看護師などが施設の職員として働いています。現在当法人で60人程度の入所施設を維持しています。長期入院していた方が施設では見違える生活ぶりをしていることもあり、実生活に沿ったリハビリの重要性を実感できます。

 

介護部門

介護部門 病院とは別に認知症を在宅ケアしていくためにデイサービス施設を3市4事業所で展開しています。認知症専用のサービスとして専門性を発揮してケアをしています。認知症になってもなるべく在宅でと考える本人・家族をサポートしています。

 

 

 

このページのトップへ