有朋会が約束する3つの「人材たいせつ」

有朋会臨床スピリットとは

医療法人社団 有朋会では、目指すべき精神医療の姿を臨床スピリットという形で表現しています。
1人ひとりがその実践を目指すことで、有朋会職員が一丸となり、質の高い医療・介護の提供に取り組んでいます。

我々は、精神医学を生業とする者として、生物主義、心理社会主義、いずれの立場にも傾倒せず、いずれの立場の治療・支援・アプローチにおいても、その有効性と限界を真摯に受け止め、あらゆる可能性を模索し続ける。

 したがって、我々は、1人ひとりの患者様と共に、1つひとつの治療なり、支援なり、アプローチなりを丁寧に検討し、実施する立場をとる。

 そこでは、なによりも、患者様の自律心、主体性、意思の決定・成長を大切にし、治療場面において“退行”に留意し、1人ひとりの患者様の成長や発達段階に合わせた治療・支援・サポートを患者様と共に歩んでいく。

 そのためにも、我々は、患者様を含め、医療者全体がチームとなり、集団(患者様、医療者、ご家族様)の力を信じ、その力が最大限発揮できるように、自己点検、相互点検、教育的機会を十分に持ち、たゆまぬ研鑽に努めなければならない。

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