有朋会が約束する3つの「人材たいせつ」

医療安全研修

 当法人では、共通認識のもと、安全な環境下で患者さまに質の高い医療を提供するために、全職員を対象として「医療安全研修」を行っています。
 「医療安全研修」は、講義、グループディスカッションや実技を取り入れ、職員がより深く内容を理解し、現場で実践できるよう工夫されております。
 年間計画のもと数種類の研修が繰り返し行われます。それにより新入社員や中途採用社員へ教育の機会を提供し、また、現任者にとっても、日々の取り組みを振り返る機会となっております。
 また研修後にはアンケートを実施し、日々の疑問や問題を吸い上げ、改善する仕組みも作っています。

 

医療安全委員会

医療安全研修
NO. 研修名 目的 / 内容
1
鍵の管理について 当院における鍵の管理方法、所持、施錠のルールを学び、鍵の紛失や離院等の重大な事故の発生を未然に防止する。また、事故発生時の対応方法についても学ぶ。
【⇒実際の研修の様子
2
離院時の対応 離院事故の事例をもとに、離院を防止するために注意すべきことを学ぶ。また、離院発生時の具体的対応方法について、捜索手順〜患者様の心理に至るまでを幅広く学ぶ。
【⇒実際の研修の様子
3
窒息事故防止と対応、蘇生方法について 窒息事故を未然に防止するための、状況観察や環境調整の方法、また、事故時の対応方法について学ぶ。
蘇生については、医師を講師とし、一般研修と看護研修に分け、より高度な知識や技術を習得し、実践できるようになることを目的にする。年2回、合計8回開催。
【⇒実際の研修の様子
4
安全な隔離、拘束時の方法について 主に、精神運動興奮の状態にある患者様に対する、安全な隔離・拘束の実施方法について学ぶ。不適切な拘束により発生した事故事例を検証しながら、実技を交え、実践できることを目的に行なう。
5
医薬品安全使用について 主に、誤与薬事故を未然に防止するための知識や方法について学ぶ。与薬の際のダブルチェックの方法など、ディスカッションを交えて行われる。
【⇒実際の研修の様子
6
自殺について 精神疾患と自殺について、そのリスクやアセスメントの仕方、実際の対応を学ぶ。環境調整の重要性を知るとともに、セラピストが、自殺を思う患者様とどのように向き合って対応していくべきかについて学習し、自殺(企図)を防止する。
【⇒実際の研修の様子
7
感染について 様々な感染症について、その特性を知り、対応することができるようにする。スタンダードプリコーションの徹底と共に、医療廃棄物の処理方法についてもルールを学び、事故を未然に防止する。
【⇒実際の研修の様子
8
インシデント・アクシデント 当院でのインシデント・アクシデントの発生状況や、その報告の必要性を学ぶ。
また、提出された報告書をもとに、医療安全委員会がどのように事故の再発防止や未然防止に繋げているのかを学ぶ。
【⇒実際の研修の様子
9
IT化に伴うリスクマネジメント IT化に伴う危険や注意すべきことを学ぶ。
【⇒実際の研修の様子



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