急性期病棟においては、週に1回、主治医別のカンファレンスを1時間程度行っています。
有朋会では多くの職種が様々な治療・支援を行っている為、情報の共有と治療方針の共通理解は必要不可欠です。
1人の見方や1つの見方ではどうしても限界があります。立場の違う職種が、それぞれに自らの専門的な視点から意見を言い合い、ディスカッションすることで、よりクオリティの高い治療や支援を行う事が可能になります。
また、入院患者様のカンファレンスではありますが、外来部門のスタッフも参加する事があります。これは、退院が治療のゴールではなく、患者様にとっては、退院後も地域生活や社会復帰等、治療は継続していくという事実を大切にしているからです。
カンファレンスは職員の学びの場にもなっています。多くの職種の意見や考え方を目の当たりにすることはそのまま、自身の視野を広げることにつながっています。
カンファレンスでは若い職員であっても積極的に発言しています。遠慮せずに自身の意見を言えることは有朋会の風土の特徴であるともいえます。