有朋会が約束する3つの「人材たいせつ」

先輩からのメッセージ

2015年入社 看護師 佐藤司(茨城県立中央看護専門学校)
精神科急性期治療病棟 勤務

Q1:部署での役割や業務を教えてください

私は急性期治療病棟で看護師として勤務しています。
学校卒業後新卒で栗田病院に入職し、今年で二年目になります。精神科病棟での看護師の主な役割は、患者様の日常生活のケア、入院から退院までの治療のサポートを行う事です。
担当させていただく業務は様々あり、その一つがリーダー業務です。リーダー業務は各スタッフから患者様一人ひとりの情報を聴取し、その日の予定や異常な点はないか把握する必要があります。そういった情報を管理し、医師の問診の介助を行います。サブリーダー業務も重要な業務の一つです。主にリーダー業務の補助を行いながら、患者様の服用する薬の管理も行います。内服忘れや処方変更の確認など、間違いがあってはいけない責任ある業務です。他にも保護室リーダーといって、精神的な興奮の強い方が入室されている病室の管理を行っています。症状により暴力などが見られる事もあるので、医師の指示の下抑制などを行う場合もあります。ここ最近は保護室リーダーを任せてもらう事が多くなってきました。患者様の安全を第一に考慮してこれらの業務はローテーションで行われるため、日によって業務の内容は変わりますが、どの担当であっても精神科看護を学ぶ上で大切な経験です。

Q2:多職種との関わりについて教えてください

精神科の治療では薬物療法も大事な治療の一つです。患者様に薬剤を服用してもらう際には基礎的な知識が必要となりますが、飲み合わせなど疑問に思った点は薬剤師さんにアドバイスをもらっています。薬剤のスペシャリストである薬剤師さんとは日々の業務の中でも関わる事が非常に多いです。他にも精神保健福祉士さんとの関わりがあります。患者様が退院に近づくと退院先やその後のサービス利用など、なにかと頼ってしまう場面が多いです。当院ではプライマリーナース制を導入しているので、受け持ちの患者様について必要な情報が提供できるよう心がけています。今後は薬剤師さんや精神保健福祉士さん、その他の職種ともうまく情報共有しながら患者様の治療に役立てていきたいです。

Q3:今後の目標はありますか?

まだ看護師としてのキャリアは始まったばかりなので、目の前の業務でいっぱいになり、周りの先輩方に助けていただく事がたくさんあります。一つひとつの業務を丁寧に、そして適度な余裕を持ってこなしていきたいです。患者様への対応も今は悩む事もたくさんありますが、相手の立場に立って想いを汲み取る事ができ、頼りにされる看護師を目指したいです。
具体的な目標としては精神科認定看護師を取りたいと考えています。今はまだ業務になれる事が先決ですが、そういった資格を取る事で自分の自信にも繋がると思うので、精神科看護師のスペシャリストを目指してぜひ挑戦していきたいです。
 
栗田病院や所属している病棟にも慣れてきました。毎日が忙しくもありますが、看護師という仕事が今はとても楽しいです。

 

 


 

 

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